以前、北九州で私のレッスンに通ってくださっていた生徒さんが
広島に引っ越したのですが、私も広島に毎月行っているので食事に行くことができました。
教室業をやっていて思うのは、優しい生徒さん達と出会えてよかったなぁとシミジミ感じるおがさひでこです。
9月に入り朝晩、少し秋風を感じるようになりましたね。
今年の夏は、晴れたら猛烈に暑く、雨が降ると土砂降り続き、という、例年以上に過酷な気候でした。
相変わらずのマスク生活に加えて、強烈な紫外線を浴びる毎日で、肌は相当ダメージを受けています。
このダメージを放置しておくと、さまざまな肌トラブルを引き起こします。
- 肌のザラつき
- シミ、そばかすが増えてきた
- シワ、ほうれい線が気になる
そんなお悩みありませんか?
そこで今回は、
【夏の紫外線ダメージをイタリアンでリセット!美肌に効く食べものとは?】をお伝えしたいと思います。
- 紫外線を浴びた肌は今、どんな状態なのか。
- 美肌を取り戻す方法とは?
- ダメージを受けた肌をリセットさせるために必要な栄養素とは?
をテーマに、
イタリア料理研究家である【おがさひでこ】が、栄養士、薬膳マイスター、マクロビインストラクターの立場から、分かりやすく解説します。
また、オンラインレッスンでは、おいしさはもちろん、潤いのあるつやつやな肌へと導くイタリア料理を紹介いたします。
おしゃれの秋に向けて、おいしく食べて、美肌を取り戻しましょう!
紫外線は「お肌の大敵」
紫外線が肌に良くない、ということはよく知られていますね。
最近では男性でも日傘を差したり、日焼け止めを塗ったりという対策をしている人が増えています。
また、乳幼児の頃から紫外線対策を取るよう指導もされています。
イタリアでは、夏といえば日焼けした方が健康的で魅力だといわれ、バカンスでしっかりと日焼けをするのが普通です。
逆に肌の色が白いとお金がなくてバカンスで日焼けすらできないのねと馬鹿にされることもシバシバあるのでわざと川べりで日焼けをしたりすることもあるそうです。
私はイタリアでも日焼け対策していましたが、きっとイタリア人からは、あのジャポネーゼ変な奴だなと思われていたと思います(笑
肌が紫外線を浴びると、どんな悪影響があるのでしょうか。
肌老化の原因の8割は【紫外線】
実は、シミやシワ、たるみといった肌老化の原因の8割は【紫外線】が引き起こしています。
紫外線は一年中降り注いでいます。
ピークはもちろん夏、ということは言うまでもありません。
日焼け止めに書かれている「UV-A」「UV-B」という表記を目にしたことがあると思います。
紫外線は冬場や春、秋、あるいは天気が悪い日は減少する、と思っている人は多いでしょうが、それは日焼けを引き起こすUV-Bの量です。
UV-Aは、5~9月初旬まで真夏とほとんど変わらない量なのです。
UV-AとUV-Bの違いとは、何でしょうか?
ざっくり言うと、
- UV-A ⇒ 生活紫外線
- UV-B ⇒ レジャー紫外線
ということになります。
その特徴は、以下の表のとおりです。
UV-A |
UV-B |
|
特徴 | ・地表に届く紫外線の約9割を占める ・波長が長い ・雲やガラスを透過する ・冬も比較的量が多い |
・地表に届く紫外線の約0.5割を占める ・波長が短い ・春先から夏にかけて量が増える |
肌への影響 | ・肌の真皮まで到達する ・光老化を招く(シミ、シワ、たるみ) |
・急激な皮膚の炎症を引き起こす ・メラニン色素を沈着させる(日焼け) ・細胞を損傷させる |
UV-Aは、一年を通じて比較的量が多く、雲やガラスも透過します。
曇りや雨の日、また、室内にいても紫外線の影響を受けかねないので油断ができません。
波長が長く真皮まで届くので、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。
一方、赤みや炎症が起きづらいので、ダメージを受けたという自覚症状はほとんどありません。
このため、気づかないうちに肌の弾力やハリが失われ、シミやシワ、たるみを引き起こすのです。
UV-Bは急激な炎症の素となります。日焼けで肌がボロボロになったり、サンターンと呼ばれる色素沈着を起こしたりするのは、UV-Bの仕業です。
日焼けで皮膚の表面に傷がつくと、肌のバリア機能が弱まってしまいます。
バリア機能がなくなると、外からの刺激を受けやすくなり、また皮膚の内部にある水分が蒸発しやすくなります。
肌のキメが失われ、ザラザラ、ゴワゴワと肌が荒れてしまうのです。
紫外線で繰り返し皮膚細胞が傷つけられると、皮膚がんのリスクも高まります。
紫外線をシャットダウンすればOK?
紫外線を浴びなければいいかというと、そうではありません。
紫外線を完全にシャットダウンしてしまうと、今度は体内でビタミンDが生成されません。
ビタミンDは骨の健康を維持し、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を防ぐ必須ビタミンです。
健康のためには、一日に15~30分程度の日光浴が望ましいとされています。
美肌対策とのバランスが悩ましいところですが、日焼け止めなどを上手に使いながら、肌も骨も健やかに保ちたいものです。
夏の肌ダメージの要因はほかにもある!
紫外線以外にも、夏ならではの要因で肌はダメージを受けています。
どんな要因があるのか、見てみましょう。
冷房による乾燥
熱中症を予防するために、一日中冷房の中にいた人は多いのではないでしょうか。
冷房による乾燥と冷えも、肌にダメージを与えます。
冷房の効いた部屋に入ると汗が引くのは、単に体が冷えただけではなく、汗が急激に蒸発しているからなのです。
夏もしっかり化粧水で保湿し、クリームなどでバリア機能を補ってあげることが大切です。
また、冷えは血行不良を引き起こし、肌がくすむ要因となります。
汗
汗を大量にかくと、肌バランスが崩れます。これが、あせもやニキビの一因です。
汗で潤っているように見えても、実際は荒れた表皮からどんどん汗が蒸発して、肌の乾燥が進み、肌のバリア機能は失われやすくなっています。
汗はこまめに拭き、肌を清潔に保つことが必要です。
また、汗には塩分が含まれています。
汗を拭くときに、この塩分も一緒にこすってしまうと、皮膚に細かな傷がついてしまいかねません。
ゴシゴシこすらないように注意しましょう。
マスク
マスクの中が汗で蒸れて、いつも以上に不快な思いをした人も多いのではないでしょうか。
ここ数年、ずっとマスクが肌に触れていることで、しっしんや肌荒れに悩む人が増えています。
「生兵法(なまびょうほう)は大けがのもと」という言葉があります。なまかじりの知識で悪化させることがないよう、皮膚疾患は、皮膚科医で適切な処方を受けることも大切です。
夏の肌ダメージをリセットする方法とは?
ダメージを受けた肌は、できるだけ早くリセットすることが大切です。
ダメージを蓄積させずに、肌をすみやかに回復させるための4つのポイントを押さえておきましょう。
- 紫外線対策をすること(こまめに日焼け止めを塗る、直射日光に当たりすぎない格好など)
- 適切なスキンケアを欠かさないこと
- 良質な睡眠をとること
- 食生活を整えること
適度な睡眠、休息や、バランスの良い食事を心がけることで、美肌を取り戻すことができます。
ダメージが蓄積しないように、こまめにケアすることが大切です。
抗酸化力の高い食べもので紫外線ダメージをリセットする
ところで、紫外線ダメージをリセットするには、どのような食材を食べればいいのでしょうか?
答えは、活性酸素の発生を抑える抗酸化力の高い食べ物です。
“抗酸化力の高い食べもの”とは?
「活性酸素の発生を抑える抗酸化力の高い食べもの」にはどのようなものがあるのか、具体的に見てみましょう。
特徴 |
主な食材 |
|
ビタミンA | ・肌のバリア機能をサポートする ・粘膜の状態を正常に保つ ・乾燥や色素沈着を防ぐ |
レバー 鶏肉 にんじん かぼちゃ ブロッコリー など |
ビタミンB2・B6 | ・新陳代謝を促す ・皮膚の健康を保つ |
レバー うなぎ カマンベールチーズ 卵 納豆 アーモンド セロリ アボカド モロヘイヤ など |
ビタミンC | ・メラニンの生成を防ぐ ・シミを予防する ・コラーゲンの生成を促す |
柑橘類 ブロッコリー ゴーヤ パプリカ キャベツ トマト クレソン スナップエンドウ など |
ビタミンE | ・血行を促す ・紫外線などの酸化ストレスから肌を守る |
ツナ缶 うなぎ たらこ アボカド モロヘイヤ 大根の葉 大豆類 ナッツ類 など |
リコピン | ・メラニンの生成を防ぐ ・ターンオーバーを促進する |
トマト パプリカ など |
タンパク質 | ・肌細胞やコラーゲン生成する ・肌の代謝を促す |
肉類 魚類 大豆類 卵 乳製品 など |
ポリフェノール | ・活性酸素を無害な物質に変える ・殺菌効果 |
赤ワイン ブルーベリー りんご 緑茶 コーヒー ココア など |
アスタキサンチン | ・体内の活性酸素を除去する ・抗炎症効果 |
海老 カニ 鮭 イクラ など |
ビタミンCやEは「若返りビタミン」と呼ばれています。
ただし、「ビタミンCだけ」「ビタミンEだけ」を摂れば済むわけではありません。
栄養素はそれぞれに得意分野が違うのです。
さまざまな得意分野を組み合わせることで、大きな効果を発揮します。
こうした食材から摂り入れた抗酸化酵素が効果的に働くための大事な栄養素があります。
抗酸化酵素は【タンパク質】を栄養源としています。
つまり、さまざまな食材をたんぱく質と一緒に食べることで、それぞれの抗酸化酵素が活発に働くことができるというわけです。
イタリアンには紫外線ダメージを回復させる効果が!
抗酸化成分は色の濃い植物性食物に多く含まれていることにお気づきになりましたか?
特に、トマトは“食べる日焼け止め”と呼ばれています。
トマトに含まれているリコピンは抗酸化力が高く、また、メラニン生成を抑える効果も期待できるのです。
イタリア料理といえば、カプレーゼやポモドーロなど、トマトをたっぷり使った料理が有名ですね。
紫外線が日本以上に強いイタリアで、若々しく健康に過ごすために、トマト料理は理に適っているのです。
トマト以外にも、カポナータをはじめ、緑黄色野菜をたっぷり使った料理で、イタリアの食卓はいつも彩り鮮やか。
ポリフェノールが豊富な赤ワインを片手に、賑やかに食事を楽しみます。
肉料理も魚料理も豊富で、バランスの良い食事が楽しめるのもイタリア料理のいいところですよね。
オンラインレッスンで美肌を手に入れましょう!
さて、9月のオンラインレッスンでは、美肌づくりが期待できるメニューもご用意しました。
- ぶどうとナッツのパワーサラダ
- つぶつぶカボチャとさつまいものスープ
- 鶏肉と海老のパエリア
ナッツやカボチャは抗酸化力が強い食材です。
また、鶏肉には良質なたんぱく質が、海老にはアスタキサンチンがたっぷり含まれています。鶏肉と海老のパエリアで、肌をいきいきと回復させましょう!
今回は栄養士・国際薬膳士の視点から【夏の紫外線ダメージをイタリアンでリセット!美肌に必要な栄養素と食材】についてをお伝えしました。
季節に合った美肌効果や健康に役立つ食材が気になる、その食材でサッと作れる料理とレシピに興味がわきましたら、
「3ステップミニマムイタリア料理クオーレ」
オンラインレッスンでご紹介しています。
忙しい方も、遠方の方も、オンラインでご自宅からレッスンを受けられますので、気軽にご参加いただけます。

まずは体験会にご参加くださいね。
みなさまとお会いできる日を楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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