レシピの材料によくワインって書いてあるけど、どのレベルのワインを使ったらいいの?なんて悩むことはありませんか?
今日は初心者の方にどんなワインを料理に使ったらいいのか、ワインが余った時の保存方法などをお伝えしたいと思います。
料理用ワインと飲む用のワインの違い
料理用ワイン
成分を調整したワイン
料理の味を引き立たせるために糖分が少なく、アルコール度数も少し高めで、開栓後も長持ちしやすいように調整してあります。
飲む用ワイン
そのまま飲むことが目的なので、味わいや香りが魅力です。
開栓後は酸化によってワインの香り風味が劣化しやすいので4~5日以内に消費することをお勧めします。
料理で使う白ワインと赤ワインの使い分け方
白身魚には白ワインを、肉料理には赤ワインを使うことが多いですが、調理法によっては違う使い方もしますので原則として覚えておくといいと思います。
白ワイン
飲む用ワインとくらべて糖分と酸味がかなり抑えられて造られているため、魚の臭みを消して、魚や魚介類の本来の味を高めてくれます
赤ワイン
ブドウの果皮成分が多めに入っているため肉を柔らかくする効果、そして肉の臭みなどを消す効果を持っています。
スーパーで購入できるおすすめの料理用ワイン
実は私は料理用のワインは使っておらず、料理に合わせた飲む用のワインを使っています。
理由は、料理用ワインは料理にしか使えないので使い切る前にワインの酸化が進みダメになってしまうからです。
ですが、ワインが飲めない人にとっては保存のきく、料理用ワインの方を知りたいと思いますので一般的によく使われるスーパーで買える、少量の料理用ワインをご紹介します。
賞味期限内に使い切れる少量がおすすめです。
白ワイン
引用:amazon
タカラ 料理のための白ワイン 300ml
サントリー 料理天国 白ワイン 紙パツク(500ml) ¥981
引用:amazon
サントリー料理天国 紙パック 白ワイン 辛口 500ml
赤ワイン
宝酒造 料理のための赤ワイン(300ml) ¥396
引用:amazon
タカラ 料理のための赤ワイン 300ml
サントリー 料理天国 赤ワイン 紙パツク(500ml) ¥1,398
引用:amazon
https://amzn.asia/d/i4q783r
飲む用のワインを料理用に使う時の選び方とおすすめワイン
実際にイタリア料理教室クオーレのレッスンで使っているワインもご紹介します。
選び方
作る料理の土地と同じワインを使う。
ワインは産地やブドウに品種によって味わいが違います。
イタリア北部の料理であればイタリア北部のワインを、イタリア南部の料理であればイタリア南部のワインを使うと料理との相性がいいので料理の味がワンランクアップします。
魚料理
- さっぱりした料理なら酸味のキリッとした辛口白ワイン
- バターを使った濃厚な料理なら樽の効いたどっしり系の白ワイン
肉料理
- 煮込みなど重たい肉料理には果実味より渋味のあるしっかりめのフルボディの赤ワイン
(イタリア料理の牛肉の赤ワイン煮込みにはネッビオーロ種やバローロ種もおススメ) - ソテーや軽めの肉料理ならミディアムの赤ワイン、モンテプルチャーノダブルッツォなど
おススメのワイン
料理に使うワインはどれくらいの値段の物を使うのがいいのかもお伝えしたいと思います。
白ワイン
ファレスコ ウンブリア・ビアンコ
はLOHACOから買えます。 ¥998
コスパ良し、旨味が強く飲んでも美味しいですし、何より甘味も酸味もバランスが丁度いいので、どんな料理でも使い勝手がいい白ワインです。
赤ワイン
メリーニ フロレジア・ヴィオラ キャンティ ¥1,600(送料込)
引用:amazon
https://www.miraido-onlineshop.com/item/1-melini-fv-c-os/
番外編
サントリー マディラ ファインリッチ ¥1,811
引用:amazon
サントリー マデイラ ファイン リッチ 750ml
パスタソースや魚料理のソース、肉料理のソースによく使います。
食前酒としても、また食後のチーズやデザート、シガーなどにもよく合います。また、調理用として、ステ-キソースや、鴨のコンフィ、マデイラ・ケーキなどにも相性がいいです。
イタリア マルサラ グラン・シェフ ¥1,932
引用:amazon
グランシェフ マルサラ・フィーネ 750ml
オードブルからデザートまで、マルサラを使用する様々な伝統的イタリア料理に使用できます。
特に肉料理のソースなどに幅広く活躍。柔らかくかすかにスパイシーな味わいを持っているため、料理そのものの味を変えてしまうことなく、豊かな風味を加えるのに役立ちます。
賞味期限を延ばすための保存方法
酸化スピードを抑える為、真空にする又は空気が入らないようにして冷蔵保存がおすすめです。
消費するのに1週間以上かかる場合は冷凍保存で半年くらいはもちます。製氷機に入れて細かく冷凍したり、ジップロックなどに入れて冷凍したりできます。
料理用ワインが無い時の代用
必ずしも料理用ワインを買って使わないといけないわけではないので、料理と一緒に飲むときのワインを使ったり、飲んだ後の余ったワインを使ったり、代用品を使ったりと色々楽しみながら使うのが一番いいと思います。
白ワインの代用
マルサラワイン、スパークリングワイン、ビール、料理酒、日本酒、焼酎、みりん、ウィスキー、ブランデー、梅酒など
赤ワインの代用
マルサラワイン、料理酒、日本酒、白ワイン、ブドウジュース、クランベリージュース、バルサミコ酢、赤ワインビネガー+砂糖、ウィスキー、ブランデーなど
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いかがでしたでしょうか?
ワインを調味料として使いこなせるようになると作れる料理の幅が広がっていくので、食生活が楽しく豊かになりますよ。
他の調味料についてもご質問があればお答えしていきますので興味のある方はぜひコメントお待ちしています。
お友達や大切は人が来た時には、ぜひイタリア家庭料理を作ってみてくださいね。
それではCiao Ciao
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