気分転換にグリーンのインナーカラーを入れたおがさひでこです。
最近、突然大雨が降ったかと思ったら数時間後には晴れているので気圧の変化が凄いですね。
- 家事の最中ふらつくことがある
- 疲れるとめまいがする
- めまいの検査をしても特に異常がないといわれた
こんな悩みを抱えていませんか?
めまいは周りから理解されにくく、心理的に辛いですよね。
この記事では現役イタリア料理研究家でもあり、さらに栄養士と国際薬膳士でもあるおがさひでこが「めまい」対策についてわかりやすく解説しています。
この記事でわかること!
- めまいとは?
- めまいの原因とは
- めまい対策におすすめの食材
めまいで悩んでいる方から予防や対策をしようと思っている方まで、ぜひ参考にしてください!
さらにおすすめ食材を使った、おがさ家のおしゃれなイタリアン「めまい」対策メニューもご紹介しますのでぜひ最後までお付き合いください!
めまいとは?めまいの症状とは?
ここからは、めまいやめまいの症状を解説していきます。
めまいとは?
めまいとは、自分や周囲が動いていないのに動いているように感じる異常な感覚のことで、からだのバランスを保つ機能に障害が起こると発生します。
参照:逓信病院
めまいは3種類ある!
めまいは大きく分けて「回転性めまい」「浮動性(動揺性)めまい」「立ちくらみのようなめまい」の3つに分けられます。
●「回転性めまい」は、
自分は動いていないにも関わらず、自分や周囲(天井や壁など)がぐるぐる回っているようなめまいを指します。
●「浮動性(動揺性)めまい」は、
体がふわふわと浮くような感覚、姿勢を保つのが難しい、まっすぐ歩けない、といっためまいを指します。
●「立ちくらみのようなめまい」は、
急に立ち上がったときや、お風呂から出たときなど、頭がくらくらしたり、一瞬目の前が真っ暗になり気が遠くなっていくようなめまいを指します。
めまいは当事者にとって非常に辛いものです。めまいが起きると、その場でしゃがみこんだり倒れたりと危険な状態になることがあります。
例えば買い物の最中にめまいで転倒してしまうと、固い床に頭を強打しケガをしてしまったり、自転車や車の運転中にめまいを起こすと重大な事故につながってしまうおそれがあります。
めまいの原因は更年期や寒暖差疲労による自律神経の乱れ
ここでは、めまいの原因について解説します。
実は「めまい」の原因は人それぞれといわれています。
肩こりや寝不足、高血圧といったものや、疲労やストレス、更年期による自律神経の乱れとさまざまです。
その中でも、めまいの代表的な原因が自律神経の乱れ。
特に40代~50代の女性は更年期と呼ばれる女性ホルモンの低下で自律神経が乱れやすくなり、その症状の一つとして「めまい」があらわれてきます。
さらに季節の変わり目や夏の屋内と屋外の寒暖差といった外的要因も、自律神経を乱す原因となっています。
めまいの内的要因:更年期とは?
閉経の前後約5年ずつの10年くらいを更年期といいます。日本人の平均閉経年齢は50.5歳のため、一般的には45~55歳頃を指します。
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、20~30代でピークを迎え、40代に入ったころから急激に低下が始まるといわれています。
その女性ホルモンの中でも、更年期に大きく影響するのはエストロゲン。
エストロゲンの役割は
- 骨や血管を丈夫にする
- コレステロールを調整する
- 記憶力や集中力を保つ
- 肌や髪の潤い、ハリを保つ
- 気持ちを明るくする
- 精神を安定させる
- 妊娠と出産
このような役割を担っているエストロゲンが急激に低下すると、自律神経が乱れ「めまい」などのさまざまな身体的、精神的症状があらわれるのが更年期障害です。
めまいの外的要因:寒暖差疲労とは?
寒暖差疲労とは気温差が激しくそれに順応しようと自律神経が過剰に働き、バランスを崩している状態です。
自律神経は気温の変化に順応して、血流や発汗を調節し体温を一定に保つ働きをしています。
暑い時は汗をかいて体温を下げ、また寒い時は血管を縮めて血流を減らし、熱が外へ逃げないようにしています。
しかし季節の変わり目や寒暖差が激しい環境下では、一日の中で何度もこの気温差に体内環境を適応させなければならず、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。
結果自律神経のバランスが崩れてしまうのです。
自律神経が乱れると、体の冷えやめまいなどの身体的症状があらわれてきます。
自律神経を整えるために有効な栄養素や食材はわたくしのブログ記事、
「栄養士おススメ、知っておくと春バテ対策になる食材とイタリアン」で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください!
めまいの原因!更年期対策に有効な栄養素や食材を解説!
めまいの内的要因である更年期!更年期をおだやかに過ごすための対策として重要なのがやっぱり食生活!
ここからは更年期に摂ってほしい栄養素や食材を紹介します。
女性ホルモンのバランスを整える栄養素や食材を摂ろう!
女性ホルモンのバランスを整え更年期を乗り切るためには、
●エストロゲンと似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品
蒸し大豆、納豆、豆腐、豆乳、油揚げ、厚揚げ、高野豆腐など
●更年期以降の骨粗しょう症予防や骨量を補うために重要なカルシウム
ちりめんじゃこや鮭などの魚類、ヨーグルトやチーズなどの乳製品
●筋肉の維持や細胞を健康に保つためのタンパク質
豚肉、牛肉の赤身、鶏肉、魚類、卵、乳製品など
●便秘予防、血糖値の急上昇を抑える、血液中のコレステロール濃度の低下には食物繊維
白米、イモ類、豆類、野菜など
これらの食品をバランスよく組み合わせ、女性ホルモンのバランスを整えていきましょう。
イタリアンで美味しくおがさ家「めまい対策」メニュー
今回ご紹介するのは、肌が潤い女性ホルモンが整う「桃とモッツァレラと生ハムのアンチエイジングサラダ」です。
火を使用しないので暑い夏にもピッタリのメニューです。
桃は体を冷さない果物。
桃には、腸の働きを活発にするペクチンや体内の水分代謝の作用があるカリウム、コラーゲンの生成に必要なビタミンC、さらに強い抗酸化作用があるビタミンEを含むスーパー果物です。
モッツァレラには良質なタンパク質はもちろんのこと、めまいの治療に使われるビタミン12やカルシウムを豊富に含みます。
生ハムは高タンパクで低カロリー、疲労回復ビタミンとも呼ばれるビタミンB1、鉄分、亜鉛などのミネラルも豊富です。
旬の野菜と桃、モッツァレラ、生ハムをあえたらあっという間に出来上がり!おしゃれに見える盛り付けもオンラインレッスンで紹介しています。
今回は栄養士・国際薬膳士の視点から「めまい対策」に必要な栄養素と食材をお伝えしました。
季節に合った美肌効果や健康に役立つ食材が気になる、その食材でサッと作れる料理とレシピに興味がわきましたら、
「3ステップミニマムイタリア料理クオーレ」オンラインレッスンでご紹介しています。
オンラインレッスンなので遠方の方も気軽にご参加いただけますよ。
まずは体験会にお越しくださいね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました
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